放射線防護工事

放射線防護工事とは

放射線防護工事とは

放射線を利用した、いわゆる「レントゲン室」には、「一般撮影」、「CT」、
「X線TV」などの装置があります。
その多くは診察・検査のための体内の画像撮影に利用されるもので、
クリニックから大規模な大学病院・総合病院まで、幅広く導入されております。


放射線防護工事とは

しかし、放射線は自然界にも存在する一方で、ご存知のとおり被ばく量が多過ぎてしまうと、放射線障害につながる恐れがあります。
そこで放射線を利用する施設には、管理区域(撮影室内等)外への不要な放射線漏れを防いだり、線量を所定以下(医療法施行規則による)にする防護工事を行う必要があります。

防護工事の方法

放射線防護工事とは

放射線防護には一般的に鉛の板を使用します。(放射線治療を行うリニアック室などにはコンクリートを使用した放射線防護もあります。)
X線装置の種類や建物の構造、部屋の形状などに応じた防護=鉛板の配置を行う必要があるため、放射線防護工事には、放射線や装置の特性についての知識が求められます。 もちろん、出入り口などの開口部にも十分な放射線防護が必要となることから、患者様、医療従事者様の動線なども考慮した扉の設計、鉛ガラスを使用したのぞき窓の配置を行う必要があります。

放名技研は豊富な経験と実績から、「使う人の目線」で施設の特性に応じたプランニングをご提案することができます。